恋愛の悩みは、一人で抱え込むよりも、誰かに相談した方がより解決しやすいです。
しかし、相談相手を間違えてしまうと、悩みが解消されるどころか、新たな悩みを生んでしまうことも。。
実は、恋愛相談をするなら、同性よりも異性の方がおすすめです。

恋愛相談は同性よりも異性がおすすめ
男性と女性は脳の構造が違う
恋愛に悩んだ時、自分で解決するという人もいるかと思いますが、誰かに相談する方がより解決の突破口をつかみやすいです。
人はそれぞれ育った環境も異なるため、考え方や価値観も違います。それを元に解決の糸口を探っていくため、自分では考えつかないような解決策が見つかることも。
さらに、男性と女性とではそもそも脳の構造自体が違います。
男性は「競争脳」、女性は「共感脳」である傾向が強く、それぞれ生まれ持ったもので根本的に変えることはできません。
そのため同じ相談をしても、解決への導き方も全く違います。



同性への恋愛相談にはデメリットも
同性への相談は、同性ゆえに悩みに共感してもらえるというメリットもありますが、逆にデメリットも少なくありません。
同性の場合、同性であるからこその優越感が生まれる可能性があり、的確なアドバイスがもらえない可能性も。
例えば、恋人との仲がうまくいかずに相談しても、「人の不幸は蜜の味」という考えで、自分の方が幸せであるという優越感から全く参考にならないアドバイスをすることもあります。
また、相談した相手も同じ異性が好きだった場合、自分にとって不利な行動を取られ、結果的に相談する前よりも悩みが深刻になってしまうというケースも。



異性に恋愛相談をする3つのメリット
異性に恋愛相談をすることは、同性からは得られない様々なメリットがあります。そこで、恋愛相談を異性にする3つのメリットをご紹介します。
異性の考え方がわかる
そもそも、男性と女性とでは思考回路が全く違います。
同性同士でいくら相手の気持ちについて考えてみたとしても、根本から分からないため、推測で終わってしまい結論が出ないということも少なくありません。結局のところ、同性の気持ちは同性が一番良く分かっているのが現実です。
異性に相談をすれば、相手の行動や心理、どのような考え方を持っているのかを知ることができます。



素直にダメ出しをしてくれる
同性同士の場合、相手との関係にヒビが入らないように、相談内容の解決よりも相手との関係を気遣う傾向があります。そのため、思ったことをストレートに伝えにくく、例え相手が間違っていてもその場をうまくおさめようとします。
しかし、相談相手が異性の場合、お互いの関係よりも相談内容の解決を第一に考えてくれるため、ダメなことはダメとしっかりアドバイスをしてくれます。
時にはそれが手厳しく感じることもありますが、あなたを思っているからこそ。



解決までスムーズに進む
異性に恋愛相談をすると、同性に相談するよりもより具体的なアドバイスをもらえる可能性が高いです。
同性の友達同士に何度相談しても考えつかなかったようなことでも、異性に聞くとあっさり解決できることも少なくありません。好きな人と同性だからこそ、的確なアドバイスができるという点があげられます。



異性に恋愛相談する3つのデメリット
恋愛相談は同性よりも異性にするのがおすすめですが、デメリットも存在します。そこで、異性に恋愛相談する3つのデメリットをご紹介します。
恋人と誤解されてしまう
異性に恋愛相談をする時、お互いに恋愛感情がなかったとしても、周りから恋人と誤解されてしまうことも少なくありません。
特に、好きな人に近い異性に相談をした場合、下手をすると好きな人に「恋人同士」と誤解されてしまい、避けられたり、告白を断られたりと悪い方向へ転がってしまうことも。
また、相談相手にパートナーがいた場合も、相手の恋人や配偶者に浮気を疑われかねません。その結果、相談相手にも迷惑が掛かるだけでなく、二度と相談に乗ってもらえない可能性も。



相手に好意を持たれる可能性がある
異性に恋愛相談をする場合、自分は「相談相手なので好きになることは絶対ない」と思っていても、相手が同じ気持ちであるとは限りません。
相談に乗ってもらう時、弱い部分を見せられて頼られると、「何とかしてあげたい」という気持ちから相手がその気になってしまう可能性もあります。
友情関係を保ちたかったのに、恋愛相談がきっかけで友情が壊れてしまうことも。



ダメ出しに傷つくこともある
異性に恋愛相談をすると、的確なアドバイスを受けることはできるものの、ダメ出しがきつく傷ついてしまう可能性もあります。
同性の場合、考え方が似ていることもあり相談内容に共感してもらえる可能性が高いでしょう。
「その気持ちわかるよ!」と気持ちに寄り添ってもらうことができますが、そもそも根本的に考え方の違う異性ではそのようにはいきません。
恋愛で悩み傷ついているのに、思い切りダメ出しをされてしまうと余計にショックから立ち直れなくなる可能性も。



恋愛相談に向いている人の4つの特徴
異性への恋愛相談にはメリットがたくさんありますが、異性なら誰に相談してもいいというわけではありません。
そこで、恋愛相談に向いている人の4つの特徴をご紹介します。
性別に関係なく友達が多い人
恋愛相談をするなら、男性、女性関係なく友人が多い人がおすすめです。
男性、女性と友達がどちらか一方に偏っている人の場合、どうしても片方の立場からしか物事を見ることができないため、「男性ならこうする」「女性ならこうあるべき」という思い込みが強い傾向があります。
男性、女性共に交友関係が広い人の場合、幅広く意見を聞くことができ、色々な価値観に触れることができます。



自分と少し距離のある人
恋愛相談をするなら、自分と少し距離のある人を相談相手に選ぶと良いでしょう。
自分や好きな人とあまりにも近い距離にいる人の場合、どうしても個人的な感情が入ってしまうため、冷静に物事を判断するのが難しくなってしまいます。
むしろ、会社の先輩や知人など自分や好きな人から少し離れている人からの方が、客観的な意見を聞けるため参考になります。



恋愛経験が豊富な人
恋愛相談をするなら、恋愛経験の豊富な人に相談をするのがベストです。
恋愛経験のない人に相談をしても、経験に基づいたアドバイスが得られません。一般論は聞くことができるものの、的確なアドバイスをもらうことはできないでしょう。
ただし、恋愛経験が多いといっても、一人の人とじっくり付き合ったことがないような人の意見はあまり参考になりません。経験人数の多さだけで相談相手を選ばないようにするのが重要です。



とにかく信頼できる人
恋愛相談をする時は、とにかく信頼できる人を相談相手に選ぶことが大切です。
恋愛に関する相談は、非常にプライベートでデリケートな悩み。相談した内容は、好きな人はもちろん、周りにいる友達の耳にすら入ってほしくないと思うのは当然です。
また、普段から信頼関係を築いている人であれば、いざ困った時には親身になって相談にのってくれるはず。どうでもいいと思っている人の相談に乗るために、自分の時間を割いてくれる人は少ないでしょう。



恋愛相談に向いていない人の3つの特徴
せっかく勇気を出して相談したのに、「この人に相談しなければよかった」となることは絶対に避けたいもの。そこで、恋愛相談に向いていない人の3つの特徴をご紹介します。
友達が同性または異性に偏っている
同性の友達しかいない、または異性の友達しかいないなど、友達がどちらか一方に偏っている人は、恋愛相談には向いていません。
同性の友達しかいない人は、異性に対しての意見も厳しいので、相談をしても手厳しい返答をされる可能性が高いです。
一方、異性の友達しかいないという人も、参考になる意見が聞ける可能性も少ないでしょう。
恋愛相談をするなら、どちらの視点からも物事を考えられる人がベスト。



おしゃべりな人
恋愛相談をおしゃべりな人にするのは、絶対に避けましょう。
自分がどのようなことで悩んでいるのかをおしゃべりな人に話してしまうと、いつの間にか周囲に知れ渡ってしまう可能性が高いです。
おしゃべりな人に「絶対に内緒にしてね」と言っても無駄。重要な情報を手に入れたことに喜び、「誰にも言わないでね」と言いながらたくさんの人に広めてしまうでしょう。
口止めをして秘密がバレないようにするのはとても難しく、内容が重要であればあるほど話のネタにされがちです。



人の不幸が大好きな人
世の中には人の不幸が大好きな人もいますが、そのような人に恋愛相談をするのも絶対に避けましょう。
人の不幸が好きな人に恋愛相談をしてしまうと、相手は楽しくなり、もっと話を聞かせてほしいと言ってくるでしょう。
表面的には「大変だね」と心配そうに振舞うものの、心の中ではあなたの不幸が楽しくて仕方ないと思っている可能性があります。さらに、相談した人がもっと不幸になるように間違ったアドバイスをしてくることも。



恋愛の悩みを相談する際の4つのポイント
恋愛相談は異性に相談するのがおすすめの理由を紹介してきましたが、安易に相談をすることでトラブルを招く可能性も少なくありません。そこで、異性に恋愛の悩みを相談する際に注意したい4つのポイントをご紹介します。
しつこく相談をしない
どんな時にでも相談に乗ってくれる異性の相談相手は、とても頼もしい存在です。
アドバイスをもらうと不安も和らぐので、好きな人とのことを事細かに報告してしまいがち。「これってどういう心理?」「脈はありそうかな?」など、何かある度にアドバイスを聞かないと満足できなくなってしまいます。
相談された方も、初めは誠意を持って受け止めてくれますが、あまりにもしつこくされると「うっとうしい」「面倒だな」という感情を持つことも。



誤解をされるような言動は慎む
「相談にのってもらっているうちに恋愛関係になっていた」という話はよくあります。そのため、恋愛相談をされた方は「もしかして、自分に気がある?」と勘違いしてしまうケースも少なくありません。
ただ恋愛相談をしたかっただけなのに、相談相手に勘違いされて好意を持たれてしまうと、後々面倒なことが起こりかねません。恋愛相談をする時は、適度に距離感を保ち、思わせぶりな態度はとらないようにしましょう。



信頼できる人以外には相談しない
恋愛相談は、内容によっては重たい話になることも少なくありません。特に長期間に渡って相談が長引くと、その分周囲に知れ渡ってしまうことも。
こうした事態を避けるためにも、信頼ができる人以外にむやみに恋愛相談をしない方がベター。自分が知らないうちに周囲に秘密がバレてしまったり、適当な噂を流されてしまったりといったリスクを避けることができます。
深刻な話になればなるほど、自分の本音やプライベートをさらさなければ、的確なアドバイスを受けることはできません。



最後は自分で結論を出す
「告白した方がいい?」「恋人と別れるべき?」など、問題が大きくなればなるほど自分で決断を下すことは難しく、他の人の意見も聞きたくなりますが、最終的には自分で決断をすることが大切です。
自分で決断をすれば、たとえ間違っていたとしても、結果に納得することができます。しかし、他の人の意見に従って失敗してしまうと、そこから得られるものはなく、後悔だけが残ってしまうことに。
悩んだり迷ったりするときは、他の人の意見がとても参考になり、自分の気持ちが動くこともあります。



異性に恋愛相談をして恋愛を成就させよう
異性に恋愛相談をすることは、同性からは得られない様々なメリットがあります。
的確なアドバイスを得たいなら、異性に恋愛相談をするのが特におすすめです。ただし、デメリットもあるので、慎重に相談相手を選ぶ必要もあります。
異性の知り合いがいない、もっとたくさんの人に聞いてみたいという人には、簡単に相談ができるサービスもあるので、利用してみるのも良いでしょう。
恋愛の悩みは、一人で抱え込むよりも、誰かに相談した方が解決への糸口をつかみやすいです。


